受験と教育の羅針盤

教育に関連するあらゆる場面の道標


合否を決めるもの?


生徒に「合否を決めるのは誰ですか?」と質問をすると、
ほとんどの場合、「学校の先生です」という答えが返ってきます。
確かに合否を最終的に決定するのは、各学校の「校長・学長」です。

しかし、合否の直接の原因を作っているのは、
まぎれもなく受験生自身であることを知らなければなりません。
勝負の世界には「勝ちに不思議の勝あり、負けに不思議の負けなし」という言葉があります。
試合などに勝つときは「どうして勝てたんだろう」と原因がよくわからないことがままあります。
が、負ける時には負けるべくして負けています。
そこにははっきりとした原因があるのです。

受験においても「落ちる生徒」は、落ちるべくして落ちています。
さまざまな種類の原因はあるものの、不合格者は受験勉強の各場面の岐路で、
落ちる方を落ちる方を選択していきます。

宿題をする、しない。
学校や塾に遅刻・欠席をする、しない。
先生から与えられた指示を実行する、しない。
模試の復習をする、しない

などなど書き出すときりがなくなりますが、
不合格になる受験生はこのような選択の岐路において、
不思議なくらい不合格になる道を選択しています。

「親が悪い」「先生が悪い」「友達が悪い」「学校が悪い」「社会が悪い」
と失敗の原因を他に求めるのは人間の弱さで、仕方のない面もありますが、
失敗の原因はすべて自分にあることを自覚しない限り、成功への道へは進めません。

受験生の皆さん、「今の選択は正しいか?」と自問する癖を身につけてください。

世界最先端の科学実験【Groovy Lab in a Box】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP