「親」とは「木の上に立って見る」と書きます。
何を見ているかというと遠くより我が元に帰ってくる子供の姿です。
「いってきます」という言葉には
「愛する人、安心できる居場所に必ず帰ってくる」という意味が込められているそうです。
ならば親は、我が子の帰りを待つ温かい家庭を準備しなければなりません。
冷たい空気の漂う家庭に帰ってくるのは辛いものがあります。
そして、親は我が子をしっかりと見つめる必要もあります。
小さな変化に気づくことのできるまなざしを我が子に降り注ぎ続けなければなりません。
とは言え、見つめ続けることは簡単なことではありません。
「仕事が忙しい」「家事が大変だ」と自分を中心に考えると
我が子を見つめているようで見つめていないことがよく起こります。
親も自分の生活があるので大変なのは当然ですが、子育てを放棄してはいけません。
子どもが可哀そうなのはもちろんのこと、長い目で見ると自分をも傷つけてしまう結果になります。
「親」であることを自覚し、覚悟を持って子育てにあたりましょう。
かつて自分が親にしてもらったように・・・
伝え方コミュニケーション検定
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