受験と教育の羅針盤

教育に関連するあらゆる場面の道標


なぜ?違うことをするのか!


成績が伸び悩む、または最終的に不合格になる生徒は、
与えた課題と違うことをする」という特徴が見られます。
今、この時期ならば、
「この生徒には、この教材を使って、このように活用させる」という方針が、塾にはあります。

しかし、与えた課題をやらず、自分で勝手に購入した問題集などを塾に来て行う。
どうせならば、家でやればいいだけなのに、わざわざ塾に来て、塾の指示と違うことをする。
「意味が分からない」と常々思っています。
おそらく家でやると、勉強時間が増えてしまうので、塾で行い相殺させるというところでしょう。

しかも質の悪いことに、そのような生徒に限って、上手くいかないとすぐに塾のせいにしてきます。
塾側としても、与えた指示を100%行い、そして失敗したのならば、
「本当に申し訳なかった」とお詫びをし、猛烈な反省もするでしょう。

でも、言ったことをしないで、塾のせいにされても困ります。
「またかよ!勘弁してくれよ!」と心の中で思うばかりです。
思わず口にすると、100倍になって返ってくるので、恐ろしくて言えません。

しかし、「このままでは受験に失敗してしまう」と間違っている行動を指摘すると、
アドバイスを叱責と受け止められてしまいます。
本当に最近では、生徒指導が難しくなる一方です。

生徒の皆さん、
「どうしてその塾に通っているのですか?」
その塾を信頼しているからではないのですか?

保護者の皆さん、
信頼して子どもを預けているのであれば、塾の方針と違うことをさせないでください。
大切な我が子を合格させたいのならば…


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