受験と教育の羅針盤

教育に関連するあらゆる場面の道標


習い事は親の責任で!


幼い頃から様々な習い事に取り組ませることがあると思います。
この習い事の選択には十分な注意が必要です。
それは「子どもの自主性に習い事の選択を任せない」ということです。
幼い子は単純に「好き嫌い」だけで継続を判断します。
しかし、好きであっても子どもにとっては弊害になる場合もありますし、
初めは嫌いであっても継続することで才能が開花し、子どもにとって大きな財産になる場合もあります。

親は「子供がやりたいというから習わせる」と言いますが、それはあまりにも無責任です。
せっかく習い始めたのにすぐにやめるような癖をつけることは「百害あって一利なし」です。
野球の大谷翔平選手や卓球の石川佳純選手は単純に練習が楽しいというだけで継続できたのでしょうか?
おそらく何度かは「やめたい」「苦しい」「きつい」と思ったことがあるでしょう。
しかし、途中でやめなかった。そこで踏ん張った。
その結果が超一流の大リーグ選手となり、五輪メダリストにつながっていったのです。

親は将来、「どのような子に育ってほしいのか?」を真剣に悩み考え抜かなければなりません。
「やりたいというからやらせる」だけで本当に我が子のためになるのでしょうか?
もし子どもの言うとおりにやらせて、失敗したとき、親は責任を子どもに押し付けるのではなく、一心に背負う覚悟があるのでしょうか?

「三つ子の魂百まで」
幼い頃に経験したことは、大人になってからのことより大きな影響を与えます。
許容量を超えた習い事を数多くやらせたりして、子どもを親のおもちゃにしてはいけません。
習い事をさせるのならば「なぜその習い事なのか」を子どもの将来を見据えて理由を語れるようになってください。

【進研ゼミ中学講座】

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